管理部 平井です。
先日、給水方式の勉強をする機会をいただきました。
最近では、直結給水方式を用いる建物も増えているようですが、まだまだ貯水槽水道方式も残っています。
今回は、主に貯水槽に関しての勉強をしました。
少し、はしりだけご報告しますね。
最近は、耐食性、断熱性に優れ軽量なFRP製の貯水槽が主流です。
FRP製貯水槽
皆さんがお住まいのマンションなどでも見かけられたことがあるのではないでしょうか?
他にも鋼板製のものや、ステンレス製のものもあります。
ステンレス製貯水槽
今ではほとんど見られなくなった、木製の貯水槽もあったようです。
木製貯水槽
木材の心材は、グニン・タンニンという抗菌作用のある物質が含まれ、衛生的であり、耐久性に優れていますが、
火災にさらされるとひとたまりもありません。
今ではほとんど姿を消しています。(一度実際に見てみたいです!)
いずれにしても、居住者の皆様に安心して使っていただく水を貯める装置ですので、
中の水が肝心ですね。
年に1回は、水槽内の清掃をして、水をできるだけきれいな状態に保てるようにしたいものです。
そして近年、貯水槽方式が見直されている点は、災害時、断水等に見舞われた際、
水槽内に溜まっている水が居住者の方をはじめ、地域住民の命の水となるということです。
衛生面や維持費面で少々直結給水方式には遅れを取ってはいるものの、
貯水槽水道方式は、なかなかのものですよ。
よく現場で、雨風にさらされた水槽を目にすることがありますが、
いろんな役目を担ってそこに立っているんだ!!と愛おしくなったりする今日この頃です!
マンション、ビルのオーナー様、是非一度、貯水槽の清掃を当社にお任せください!!