こんにちは!工事部 有北です。
ここ最近は、マンションの消防設備改修のご依頼を多くいただき、実施の為の鍵の確認や日程調整に一所懸命になっている日々です。
消防設備の改修工事は、まず消防用設備点検のご依頼をいただき、点検時発覚した不良を改修するという流れをとります。
よく消防設備の不良個所として点検で挙がってくるものに自動火災報知機があります。
自動火災報知機とは? 住民に火災の危険が迫っていることを知らせてくれる設備です。
みなさんのお住まいのマンションにも設置されてるかもしれません。
簡単に言うと、お部屋の天井につけられた感知器で火災の煙や熱を検知し、ベルなどで建物内に警報を鳴らすといったシステムになっています。
(お部屋の感知器。写真は鳴動試験をしている様子です。)
こちらは火災受信機(右)と非常ベル(左)。火災受信機は感知器からの発せられた火災信号を受信します。
弊社で点検依頼いただくマンションは3F建以上の大きめマンションが多いので、こういった設備が設置されている場合がとても多いです。
しかし、マンションにも大きさ、お部屋の広さ、用途の違いとそれぞれの個性があります。マンションの個性に合わせて、設置される消防設備も千差万別です・・・!
最近、お客様より「感知器」のお問い合わせ受け、自動火災報知機のことだ!と思ったら、実は「住宅用火災警報器」だった・・・ということがありました。
まだまだ勉強が足りないと痛感させられた瞬間でした。
住宅用火災警報器は自動火災報知機と同じく、警報で火災の発生を知らせてくれる機器です。
だたし、自動火災報知機とは違って火災受信機はありません。警報器単体で火災を感知し、警報を鳴らします。自動火災報知機と違って設置の際、大規模な配線工事が不要なのがメリットのようです。
これからも消防設備のこと少しずつ知っていきたいと思います。また、ブログでも他の消防設備のことや防災のことが書けたら良いなと思います^^