管理部の植木です。
大雨被害が凄いことになってますね。
被害に遭われた方々、お身内の方で被害に遭われた方お見舞い申し上げます。
備えていても想定を上回る近頃の自然災害ですが、心配性なもので色んな事を想定してしまいます。
お預かりさせて頂いてる建物も同様に備えについて考えている訳ですが、備えの重要性についてキチンとお客様に伝え切れていなかったかな?と思いましたので今回は屋上についてブログにします。
屋上の防水層が劣化しています。防水シートに浮きがあります。防水シートが破れてます等々、管理会社などから色々な報告があると思いますが、放置してたらどうなるのか?という動画です。
先日、別件でこちらの屋上に上る機会がありまして偶然撮れました。
画面中央の辺り、シート全体が盛り上がって揺れています。
防水シートの下に風が流れ込んで帆を張る様に膨らんでいます。台風が来たら吹っ飛ぶ可能性大です。
防水シートが吹っ飛ぶと何が起こるか。
・まず映っている配管類(給水・給湯)と屋上設備がシート諸共吹っ飛びます。
・そして防水の無い屋上の雨水は直下の住戸に雨漏りとして現れます。
・対応しようにも被害を受ける部屋の数が多すぎます。又、そもそも防水の効いていない状況だと対応のしようもありません。
・真っ先に行うライフライン(給水・給湯配管)の復旧ですが台風直後だと中々思う様にいきません。防水業者さんも同様です。
台風被害直後の緊急対応には限界があります。入居者様の生活に多大な負担が掛ります。
全て数年前の台風で私が経験・対応した事です。
防水工事は物件維持の中でも最も重要かつ高額なだけにお客様も考えて頂いているとは思いますが。。。
もっともっと備えの重要性について分かり易くお客様に訴えていければと思います。