工事デザイン部の高浦です。
日曜日の朝の報道番組で新型コロナに感染したり死亡した人数を
世界規模で表した統計図を見て愕然としました。
このところの東京での1日の感染者数300人超えや連休を前に政府が前倒しで
「Go To キャンペーン」を実施することへの批判や,それに対して一国の主が沈黙していること。
その前の週にはやっぱり来てしまった豪雨で熊本県がまたもやダメージを受けたことで、
情報のアンテナが国内にばかり向けられてしまい、海の向こうのことが気にならなかったのですが、
すでに感染者は1600万人を超えていたのです。
感染者数
全世界での感染者感染者数16,055,909人
全世界での回復者数9,267,601人
全世界での死亡者数644,556人
ニュース提供元: ウィキペディア
この図を見ていると日本は安全・・・?って思ってしまうのですが
実際には明日にでも死亡者は100人を超えてしまうでしょう。
さて、そんな最中でのGo Toキャンペーンですが、
旅好きな私としては大変怖くて電車にも乗れないです。
気の合う友人と一緒に電車の中で駅弁食べながらビールを飲む、
一人だったとしても偶然乗り合わせた者同士として会話を楽しむ、
旅館の主人と会話する、土産物店の亭主に旅の情報を聞く等、
会話無しには旅行を楽しむことはできません。それは登山においても全く一緒です。
山小屋で宿泊、夕食は自炊以外の人達は食堂で一緒に食事するのですが、
そこにいる者全員がマスクをしていたら怖いですよね。
新型コロナウイルスは旅行の楽しみ方も変えてしまうのでしょうか?
これはゴールデンウィーク直前の法隆寺山門前です。
通常の週末ならば石畳は人の群れで見えないですし、
こんなに広かったのかと驚きの風景です。
世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」に便乗して
藤井寺でも歴史街道の整備が進んでました。
葛井寺南大門へと向かう街道沿いには
漆喰壁の蔵や土壁の塀が風情を演出しています。
多分観光客が多いと、この街並みの風情を堪能することはできないと思います。
観光地では、訪れる人々のおもてなしの方法が問われるのは間違いないでしょう。
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