工事部 萬家です。
やっと朝晩が過ごしやすくなったと思ったら、もう10月。
あっという間に今年も終わりそうですね。

毎年、台風の季節になると大雨や強風による被害が全国各地で発生し、
急激な豪雨により下水道や排水路があふれ、道路冠水や住宅の浸水といったトラブルが相次ぎます。
そんな中、見えないところで私たちの生活を守ってくれるのが「排水ポンプ」です。

排水ポンプは、マンションの地下ピットや立体駐車場等あらゆる場所に設置されており、
水が一定の量を超えたときに自動で作動し、排水路や下水本管へ水を送り出して
地下施設の浸水を防いでくれます。

ところが、排水ポンプが故障していたり、能力が不足していたりすると
雨水が排出できず短時間で浸水被害につながるので、定期的なメンテナンスが必要です。
経年劣化による不作動やゴミ(異物)の詰まりで、いざという時に排水ポンプが作動しなかったり
水が逆流を起こして地下が浸水するという悲劇を何度か目の当たりにしてきました。

日頃、あまり存在感のない排水ポンプですが、この時期こそ点検しておきましょう。
とはいえ、地下ピットに下りての点検は大変。というマンションオーナー様や管理組合様は
お気軽にご相談ください。
排水ポンプの点検とその後のメンテナンスや取替工事等、適切な対応を御提案いたします。