管理部の植木です。今回はお掃除について綴ってみます。
お掃除がキレイになる要素
・掛ける時間が多いほどキレイになります。
大雑把な例えをすると、長時間に渡って布に擦れてる所はピカピカになる原理。

時間を掛ければキレイになりますが限られた時間の中でどれだけキレイに出来るかが一般の方とお掃除のプロの違いとなります。
プロは出来るだけ短い時間でキレイになるよう手順、方法、道具を日々考えています。

今回は道具の部分で床や壁に対して有効なお掃除道具を紹介させていただきます。

汚れが付着して時間が経過してしまうと汚れの物質が酸化して床・壁の材質と結合してしまい沁みとなってしまいます。

沁みまで進化してしまうとお掃除レベルでは手に負えなくなるので沁みは別の機会に。

床面・壁面を拡大してみると表面は凹凸がみえてきます。

凹凸が小さいと汚れが付着しても布等で簡単に拭き取れます。

凹凸が大きくなると布等では凹部分の底まで届きづらくなるので汚れが残ってしまいます。

届かずとも液体を凹部分の底まで入れて浮き出た汚れを拭き取る考え方がいわゆる雑巾等による水拭きといわれる方法です。

水拭きでも取れない時、凹部分の底まで道具が届けばキレイになるわけですね。

水拭きでも浮き出てこない汚れをどうするかという事でお店に出向くも目にする道具は毛足の太いブラシばかりでした。
極小さな範囲なら毛先が細い歯ブラシ等を使っていたのですが、毛足が長く汚れを落とすまで時間が掛かる上、キレイになる範囲が狭く効率の面で大変厳しい状況でした。

そんな中、フラッと立ち寄った百均で毛足が細く短い手のひらサイズの理想的な商品が目に留まりました!
それは清掃関連の置場ではなく網戸のところで発見しました。

網戸等のメッシュ状のものをキレイにする

0.5mmのシャーペン芯よりはるかに細い毛先!(写真は使い易いサイズに切ってます)

清掃業界では床を機械清掃する時に色んなブラシを使うのですが、この毛足が短く細いブラシで出来たものをエンボスパッドといって割とお高めなブラシとして認識されてましたから小さいとはいえ百均で見つけた時は驚愕でした。

おすすめの使用方法は薄めた台所洗剤を霧吹きで吹き付けたのち、この道具でブラッシング。
沁みになっていなければ驚くほどキレイになります。
ウチではキッチン周辺の壁紙や浴室の樹脂製床に泡マジックリンやキッチン泡ハイターを吹き付けた後にこれでブラッシングして拭き上げてます。
ぜひお試しあれ!